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ウィリアム・ブレイクの「エルサレム」に寄す

  • 2011年2月15日(火) 08:25 JST
  • 投稿者:
    三浦三千春
  • 閲覧件数
    3,288
映画「炎のランナー」(Chariots of Fire)の結びで印象深く歌われる聖歌「エルサレム」。精神と魂に深く入り込んで、心に響き続けている。作者ウィリアム・ブレイクその人の遍歴のことをも調べるうちに、その私の心を打つ背景が、より明瞭になってきた。

歴史と、宣教史と、国土と、人と、その罪と、思想、実践、文学、戦いと、神の愛と摂理ということを、また、まさに映画の作られた背景にある実話と、作品が作られたそのこと自体、併せて日本のキリスト教の歴史、また祖国の今の実情と必要などを思い合わせて、非常に複合的な思い巡らしを心に行き巡らしている。文章に表してみる。

◆ウィリアム・ブレイク「エルサレム」元詩

And did those feet in ancient time
Walk upon England's mountains green,
And was the holy Lamb of God
On England's pleasant pastures seen?

And did the Countenance Divine
Shine forth upon our clouded hills?
And was Jerusalem builded here
Among these dark Satanic Mills?

Bring me my Bow of burning gold:
Bring me my Arrows of desire:
Bring me my Spear: O clouds unfold!
Bring me my Chariot of fire:

I will not cease from Mental Fight,
Nor shall my Sword sleep in my hand,
Till we have built Jerusalem,
In England's green & pleasant Land.

三浦訳
ウィリアム・ブレイク「神の都エルサレム」

かつての日 かの人々の足は
イングランドの山々の緑の上を経巡ったのではないのか?
聖なる神の小羊は
イングランドの喜ばしき牧草地の上を歩まれたのではなかったか?

雲の覆い重なる我らの丘々の上に
聖なる御顔は輝き出たのではなかったか?
かくして、神の都エルサレムは、ここに、
この暗く悪魔的な作業場のただ中に建てられたのではなかったか?

我に、我が燃える黄金の弓を、
我に、我が熱き願望への矢の限りを持て
我が槍を、おお! 雲がほどけ行く!
我に、我が炎の戦さ車を!

我は、正しきを行う戦いを止めじ
我が剣も、我が手の内に空しく眠りはせじ
我らが、神の都エルサレムを
イングランドの緑したたる楽しき地に建て終おすまで
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